大河オタク・松村邦洋が語る「鎌倉殿の13人」の見どころ 相関関係を芸能界に例えると?
こっそり配役を教えてくれた三谷幸喜
それだけに、同じ時代を描く「鎌倉殿の13人」への思い入れもひとしおという。
「脚本を担当している三谷幸喜さんは“大河ドラマを見て脚本家を志した”というほどで、僕と同じ根っからの大河好き。そんなご縁から、配役の発表前に三谷さんが演出する舞台を見に行ったら、楽屋裏で“松村さんは口が堅いから……”と、こっそり“北条政子役は小池栄子さんだよ”って教えてくれまして。小池さんは平成17年放送の大河『義経』で女武者の巴御前を演じていましたし、ピッタリだと思いましたよ」
さらに続けて、
「三谷さんは7年前『真田丸』の脚本を担当する際に、昭和60年に放送された、同じNHKの大型時代劇『真田太平記』の全話を見返してから執筆されたそうです。すでに描かれたテーマでも、“三谷スパイス”でまったく新たなものに仕上げてしまうんですから」
あの「草燃える」以来の感動を期待しているそうだ。
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