渡部建 業界視聴率は異常に高い「白黒アンジャッシュ」 浮かび上がる“プライド”という難題

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邪魔する“プライド”

 原点のコントに立ち返り、劇場や地方営業を地道に回れば、渡部を見直すお笑いファンもいたのではないか──?

「ドサ回りも渡部さんのプライドが邪魔をして、できなかったということなのかもしれません。いずれにしても、渡部さんが急いでテレビに復帰したことは評価されず、そのため世間の目が冷たいのだと思います」(同・プロデューサー)

 過去の不倫問題を蒸し返す動きもある。2月18日には迷惑系YouTuberが、渡部が大阪で宿泊した際、自分が女性を手配していたと暴露する動画を配信した。

「信憑性は不明ですが、こういう暴露が今後も続く可能性は否定できません。視聴者のイメージ回復にも悪影響を与えると思います。結局、今となっては、謝罪会見で失敗したことで全てが終わってしまったのかもしれません。芸人が謝罪会見を開くのなら、一か八かでウケを狙うなど、振り切らなければダメだということです。宮迫博之さん(51)、徳井義実さん(46)、そして渡部さんが、“お笑い界の3大失敗会見”でしょう」(同・プロデューサー)

層の厚い人力舎

 視聴者は渡部の復帰を期待していないようだ。プロデューサー氏は「所属事務所のプロダクション人力舎も、渡部さんを積極的に売る気はないようです」と見る。

「人力舎の売れっ子である東京03は、メンバーの豊本明長さん(46)の不倫問題が発覚しましたが、こちらはスキャンダルに発展せず、依然として売れっ子です。他にもおぎやはぎ、アンタッチャブル、そして大久保佳代子さん(50)とタレント揃いです。若手ではザ・マミィと、クズ芸人として岡野陽一さん(40)がブレイクしてきました。実は人力舎、層が厚いんです。渡部さんが復活に失敗しても、痛くもかゆくもないというのが実情でしょう」

デイリー新潮編集部

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