渡部建 業界視聴率は異常に高い「白黒アンジャッシュ」 浮かび上がる“プライド”という難題
2月15日、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(49)が、冠番組「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ・火・22:00)に出演。約1年8カ月ぶりに芸能界へ復帰した。担当記者が言う。
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「渡部さんは復帰したものの、『白黒アンジャッシュ』を東京で放送していたローカル局の東京MXが番組を終了させてしまいました。原因は分かっていませんが、渡部さんが出演する直前回が最終回になったことから、視聴者からのクレームなどを懸念したのではないかと複数のメディアが報じました」
やはり渡部に対する逆風は相当なもののようだ。民放キー局のプロデューサーは、「ライバル局の人とも話しましたが、『どの時間帯でも使う番組はないでしょう』という意見で一致しました」と明かす。
「渡部さんは多彩な人でしたが、それが裏目に出ましたね。例えば、彼はグルメとしても知られていました。評価した飲食店に“世界の渡部ステッカー”を貼っていました。ところが不倫騒動が起きると、お店のスタッフはステッカーを剥がし、取材NGにするなど、『渡部さんに気に入られた店』というイメージを払拭しようと大変だったそうです。全てがこんな具合で、様々な関係各所に迷惑をかけてしまいました。被害を受けた人たちからすると、『まだ禊ぎは済んでいない』ということなのでしょう」
テレビ最優先が裏目
3月1日に放送された「白黒アンジャッシュ」は、お笑いコンビ「ザ・マミィ」の林田洋平(29)と酒井貴士(30)が出演し、ラップバトルを披露したことなどが話題になった。
更に3月8日放送の900回記念で、「さまぁ~ず」の三村マサカズ(54)が出演する予定だという。
「実はテレビ業界では、かなりの人が『白黒アンジャッシュ』を見ました。業界内視聴率なんてものがあれば、凄い数字だったと思います(笑)。ただ、やっぱり『笑えなかった』という意見が大半でしたね。どんなにお笑いの天才や名人が出演しても、今の渡部さんから笑いを引き出すのは無理でしょう。素人を出演させてイジらせたほうが、まだマシかもしれません」(同・プロデューサー)
渡部の「多目的トイレ不倫」は、妻の佐々木希(34)はもちろん、不倫相手の人格も踏みにじるような行為だった。そのことを視聴者は忘れていないようだ。
「渡部さんはプライドが高いですから、自らネタにすることもできません。不思議なのは、なぜテレビ復帰を最優先にしたのかということです」(同・プロデューサー)
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