15年前に発せられていたプーチンのNATO、アメリカに対する“ぶちギレ”演説
堪忍袋の緒が切れたプーチン ウクライナ危機の深層とは
ロシアによるウクライナ侵攻。その背景には、ウクライナとNATOとの関係が指摘されるが、これについてプーチンはどう捉えていたのか――。少なくとも昨日、今日の話でもなければ、2014年のクリミア危機の時よりもさらに遡った15年前の2007年、すでにプーチンは“ぶちギレ”ていたのだ。
アメリカのプーチン研究第一人者、米ブルッキングス研究所シニアフェローのフィオナ・ヒルが冷静かつ細密にプーチンを分析した一冊『プーチンの世界―「皇帝」になった工作員―』(新潮社刊)の中から、〈プーチン、ぶちギレる〉の一節を紹介しよう。...
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