「プーチン大統領」暴君の素顔 不正蓄財で総資産20兆円説、「パーキンソン病」疑惑も
対談後に「別人のよう」
ウクライナ侵攻を断行し、国際社会の非難を集めるプーチン大統領。核兵器の使用までちらつかせる暴君は一体いま何を考えているのか。素顔に迫る。
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中西輝政・京都大学名誉教授(国際政治学)は、プーチン氏の判断をこう分析する。
「2月27日、核抑止部隊に対して任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するよう指示したのは、実に危険な脅しです。これを見ても、彼が常軌を逸した判断をしていると捉えざるを得ません。プーチンはクリミア併合(2014年)の1年後に回顧して、“当時は核兵器を臨戦態勢に置くことも考えた”と明かしています。...