オードリー「若林正恭」は大胆かつ繊細な人と言われる理由

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「ありがとうございます!」

 料理家のぐっち夫婦を取り上げた回だ。番組の最後の最後、YOUから告知された。

YOU:今日で若林君が「セブンルール」を卒業することになりました。

若林:ありがとうございます! お疲れ様でした。いやあ卒業、3年3カ月、長寿番組ですよね。

 開口一番「ありがとうございます!」と言ったことについては違和感があった。一部では不可解な降板と言われていた。

「番組では時折、相手の私生活などをツッコむことがあるのですが、実を言うと彼は、芸人じゃない人にイジられるのが嫌だったそうなんです。お笑いセンスもあるYOUはともかく、全く世界の異なる作家にイジられたりするのはストレスだったようです。青木はほとんど喋りませんしね。若林はこの番組では『僕は文化人なので』と言って閉じ籠もっていたこともあったそうです。レギュラーは他にもあるし、降りても支障はないと判断したそうです」

 そこまで嫌だったとは……。

「ストレスが負担になると考えたのかもしれません。若林は大御所へのツッコミも結構遠慮するほうですから。役者の仕事もやってみたものの、自分には向いていないと思ったらしく、事務所に断るように言っているそうです」

 そんな彼が、年上も多い“激レアさん”に対して、強気のラベリングするのは面白かったのだが。

「彼のエッセイを読むとよくわかりますが、自意識が強いものの繊細な人なんでしょうね。ああ見えて高校時代はダボダボの腰パンで、当時一部で流行ったカチューシャをして学校に行っていたそうですから」

 若い頃は色々あるもんだ。

「芸人として珍しいタイプだと思います。溜めて爆発するタイプなのかもしれません。今月、娘が誕生したことを発表しました。お父さんですから、これまでとはまた違った一面を見せてくれると思います」

デイリー新潮編集部

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