上野樹里の“スタッフ受け”が急に好転したきっかけは? 以前は「扱いにくい」の声も
春に始まる新ドラマの主演も決まった上野樹里(35)の評判が、最近とみに良いのである。“変化”のきっかけは意外なあの人で――。
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兵庫県加古川市出身の上野が地元の観光大使になったのは、昨年12月のことだ。きっかけはツイッター。上野が加古川市のアカウントをフォローしたところ、交流が始まったのだそうだ。さらに、市の広報誌の2月号に上野が登場し、岡田康裕市長、観光協会会長と3ページにわたり鼎談までしているのである。
当の岡田市長によれば、
「上野さんが観光協会のツイッターをフォローしてくださり、職員がお礼のDMを送ると、直接上野さんから電話がかかってきたそうです。その職員に“加古川には10代の頃しかいなかったけれど、自然が多くていいところです”“昔ながらの商店街がシャッター街になっていて寂しい”などと思いの丈を懇々とお話しになったそうです。これを機に観光大使をお願いしましょうと打診したところ、快く引き受けてくださりました」
昨年12月に行われた市長らとの鼎談の前日には、地元に“前乗り”する気合の入れようだった。
「当初は私を含め市の職員でお出迎えしようと思っていたのですが、上野さんたっての希望で、おひとりで自転車に乗り、懐かしい場所を巡っていたと聞いています。“自分にできることはないか”という思いを強く持たれているので、今後“加古川でこんな取り組みを進めてはどうか”といったご提案をいただければと思っています」(同)
地元PRに一役も二役も買い、首尾は上々の上野だが、今春にもう一つの話題を振りまきそうだ。1年ぶりのドラマ主演である。
「手土産を…」
「4月にスタートするTBSの火曜22時からの新ドラマ『持続可能な恋ですか?』に主演することが発表されました。かつて新垣結衣と星野源が主演した『逃げ恥』の枠です」
とは広告代理店社員の談である。
「上野さんは最近、SDGs(持続可能な開発目標)などの環境問題に関心があり、それを意識したようなタイトルになっています。TBSははやりにのっかろうとしたのかもしれませんが、そもそも上野さんが1年前に主演した『監察医 朝顔』というフジの月9ドラマは2桁にのる高視聴率だったんです」
キー局のプロデューサーが言葉を継ぐ。
「上野さんの演技力は高く評価されています。彼女は役柄に応じて、専門家の話をきちんと聞きに行くんです。たとえお目当ての人が地方にいても、時間を惜しまず足を運び、手土産までもっていく気の遣いよう。そうした取材によって役に深みが生まれる。現場スタッフも“こんなに人柄が良いなんて”と感激してしまうのだとか」
平野レミとの関係も良好
しかし、かつての「現場評」はまるで違った。
「若い頃は“扱いにくい”ことで有名でした。年上の俳優や報道陣にはタメ口ですし、監督にも全く物怖じしない。尖った態度が現場で敬遠されていました。しかし、6年前に平野レミさんの息子で歌手の和田唱さんと結婚したことがプラスに作用したようで、周囲への接し方が変わってきたのです」(同)
平野レミとの親子関係も良好だそうで、
「住んでいるのは別々ですけれども、よく行き来していて、たまに一緒に料理していますよ」(平野の知人)