一橋大学を卒業後、40年ほど「引きこもり」…当事者が激白 “毒母”が生み出す「高齢引きこもり問題」
医師を猟銃で撃ち殺した埼玉の立てこもり男に垣間見る母子の異様な密着。一方で、子どもの自立を阻み、ときに社会から隔絶した存在へと変えてしまうのは、他ならぬ母親自身の異常性であることも。わが子を責め苛む、忌むべき「毒母」の実像をレポートする。【黒川祥子/ノンフィクション・ライター】
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死んで丸1日経った母親の「蘇生」を医師に命じ、断られると猟銃を取り出して発砲した埼玉県ふじみ野市の立てこもり事件。そこに浮かび上がるのが、母と息子の関係性の異様さだ。...