「脱炭素」を急ぎ過ぎた報いで… グリーンエネルギーバブルの崩壊が近い

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 世界のインフレが止まらない。

 米労働省が2月10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年比7.5%上昇した。昨年12月(7.0%増)から伸びが加速し、1982年以来約40年ぶりの高水準となった。足元の原油高が高インフレを助長しており、欧州でも同様の状況だ。

 インフレ予想の高まりを受け、世界の金融市場で金利の上昇が顕著となっている。米国では長期金利の指標となる10年物国債利回りが2年半ぶりに2%台となった。米連邦準備理事会(FRB)が今年3月に利上げを行うことも確実視されている。...

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