鳩山由紀夫が広告塔の「コロナ新薬」インサイダー事件 発覚のきっかけとなった元暴力団組長の存在

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撮影現場に……

「猫組長と山崎が繋がるきっかけには、AVの撮影がありました」

 と続けるのは、山崎容疑者を知る知人である。

「山崎はもともと日興アセットマネジメントのファンドマネージャーで、ゴールドマン・サックスなどでキャリアを積み、独立した人物。が、知人から“AV女優のいる撮影現場に連れていってあげる”“機会があれば絡めるかもしれない”と言われて、この話に乗ったんです」

 その女優とは、「成宮いろは」という、熟女系女優であった。

「たまたま山崎もこの女優の大ファンだった。結局、この撮影は流れてしまうのですが、これを持ちかけてきた知人が猫組長の人脈に連なっていて、そこからサロン事業の話が進んでいったのです」(同)

 何ともはや……。

 当の猫組長に聞くと、

「時間はかかりましたが、逮捕は当然だと思います。山崎は世間知らずで、金銭欲が強いという印象がありましたが、そのために今回のような陥穽にはまってしまったんでしょう」

 念のためにAVの一件も尋ねると、

「え? そんなことがあったんですか。それは初めて聞きました」

 と困惑気味。

 成宮嬢の事務所にも尋ねてみると、

「いや、唐突なお話で、こちらから話すことは何も……」(担当者)

 と、猫組長の困惑を倍にしたような反応であった。

「今後、新たな逮捕者はない模様。捜査はこれで終結する見通しです」(前出・デスク)

週刊新潮 2022年2月17日号掲載

ワイド特集「背徳の囁き」より

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