渡部建は復帰番組で大失敗……「あれじゃテレビマンから声はかからない」という指摘

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 2月15日、“多目的不倫”からおよそ1年8カ月を経て、アンジャッシュの渡部建(49)が芸能活動を再開した。相方の児嶋一哉(49)と共に出演した冠番組「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)での復帰となったが、30分の番組は謝罪に終始した。これを見たテレビマンは、「あれは大失敗、みんな使おうとは思わないはずですよ」と明言する。

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 2004年10月にスタートした「白黒アンジャッシュ」は、アンジャッシュにとって初の冠番組だ。ゲストを招いて観客の前で軽妙なトークを繰り広げるバラエティ番組だった。独立系ローカル局の収録には珍しく、若い女性たちが観覧のために列をなしたという。

 ところがこの日、無観客のスタジオには、濃いグレーのスーツ姿で児嶋が現れた。

児嶋:アイツの行ったことにより、多くの方に不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけして、本当にスミマセンでした……。どういう回になるかわからないんですが、アイツからも挨拶があると思うので呼びたいと思います。今日、俺は事前に会っていないので、予定調和でフォローしたりとか一切ないんですが、復帰するということの報告とお願いを、今から喋りたいと思いますので、呼びますね。ハイ、どうぞ。

――同じく濃紺のスーツを着て神妙な面持ちの渡部が現れる。

渡部:よろしくお願いします。まずは、僕がしてしまった本当にバカげたことで、大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。本当にすみませんでした。特に多目的トイレを必要としている方々、本当に大変な不便もおかけしましたし、大変不快な思いをさせてしまったと思います……。

――そして児嶋に向き直り、言葉を続けた。

「お前は調子に乗ってた」

渡部:何て言っていいか、ずっと考えていたんだけど、謝っても謝りきれない。どれだけ迷惑をかけたか、俺の想像も計り知れない。いろんな人に頭も下げさせてしまって、いろんな人からいろいろと言われることもあっただろうし。本当に申し訳ないなと、心より反省しています。ごめんなさい。

児嶋:まあ、俺に対しては全然いいんだけど。お前は調子に乗ってた。人を雑に扱うようなことが、女性にあんな扱いをしたりとか……。俺も言えなかった。偉そうにしてんなコイツ、態度デカイな、なんでそんなこと言うんだろうって、相方として注意できなかった。俺のほうが立場が弱くて言えなかった。俺も責任を感じている。これからは気づいたら言う。「調子に乗んなよ」って。そういう話は2人では散々してるけど……。

――コンビのパワーバランスは明らかに逆転したことがわかる。2人で頭を下げ、これで終わりかと思えば、この調子で最後まで謝罪が続いた。民放プロデューサーが言う。

「冒頭に謝罪があるのは当然でしょう。しかし、最後まで続けたのは大失敗だったと言わざるを得ません。渡部は騒動から半年後に1人で謝罪会見を開きましたが、グダグダで失敗した。その教訓が全く活かされていません」

 どうすればよかったのだろう。

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