渡部建の復活は10年先か…株が爆上がりのアンタッチャブル「柴田英嗣」との違い
不倫騒動が転機
かつてテレビ業界では、「困った時の勝俣さん」とよく言われていたという。勝俣州和(56)の人柄が信頼され、スタッフの間でも人気があったからだ。
柴田も同じ立ち位置になりつつあるという。彼が好人物であることを伝えるエピソードは多い。志村けん(1950~2020)に可愛がられていたのは有名だ。後輩芸人が番組中にイジってきても柔軟に対応することは、お笑い好きならご存知だろう。
柴田は“冤罪事件”の影響もあり、芸能活動を休止した時期があった。
「警察から事情聴取を受けるという深刻な内容でしたが、後に冤罪が証明されました。更に柴田さんのイメージが変わったターニングポイントとして、2016年に発覚した前妻とミュージシャンのファンキー加藤さん(43)のW不倫が挙げられます。柴田さんは妻と離婚した後、実子だけでなくこのW不倫によって生まれた子供も養育しているとテレビ番組で話し、視聴者に誠実な人柄を伝えることに成功しました」(前出の記者)
渡部建も復帰
芸能界に復帰してからも、相方の山崎弘也(46)は柴田から距離を置いた。そのため、地道にピンで活動を積み重ねるしかなかった。これが大きな糧になったという。
「ピンの仕事をこなしてきたことで、山崎さんがいない状況でも“お笑いの腕”が上がりました。『ラヴィット!』のMCもテレビ業界は評価しています。ゆくゆくは正式なMCの依頼が来るでしょう。あとギャラも高くないので、制作費に困っている今のテレビ局にとっては非常に助かります」(同・スタッフ)
先の2本の番組で柴田の評価が高まったことで、既にMCの仕事を経験している「サバンナ」の高橋茂雄(46)や「バイきんぐ」小峠英二(45)のライバルに躍り出たという声もあるという。
そんな折、柴田と同じ人力舎に所属する「アンジャッシュ」の渡部建(49)が、「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ放送制作・火・22:00)で復帰することも大きく注目された。
柴田と渡部。彼らは女性問題で活動停止を余儀なくされたが、その後の展開は対照的だ。
柴田は2010年1月から、女性トラブルが原因で芸能活動を自粛。翌年1月に再開したが、相方の山崎との共演は10年間なかった。
一方の渡部は、2020年6月に不倫問題が発覚。芸能活動の休止期間は1年8カ月に及ぶ。
「復帰と言っても、千葉テレビというローカル局です。とてもではありませんが、民放キー局やNHKの出演は不可能でしょう」(前出のスタッフ)
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