ヒカル「YouTubeを馬鹿にした芸人に激怒」を相手にしない方がいい理由

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 スポニチAnnexは2月6日、「ヒカル、YouTubeバカにした芸人に激怒『お前が30年かけて稼ぐ金を2年で稼いでる、なめんなよ!』」の記事を配信した。担当記者が言う。

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「人気ユーチューバーのヒカルさん(30)は4日、自身の公式チャンネルで、以前、会食の際に同席した“中堅芸人”から、『結局、ユーチューバーは芸能人の真似事で落ちこぼれ』、『YouTubeなんて、もう2~3年で終わるからね。今のうちに稼いでいた方がいいよ』など、失礼なことを言われたと怒りを露わにしたのです」

 その際、物議を醸したのが、「お前が30年かけて稼ぐ金をこっちは2~3年で稼いでるからな、なめんなよ!」という発言だった。

「いわゆる“ネット世論”は、ヒカルさんに批判的なようです。YAHOO!ニュースのコメント欄は、違反コメント数などが規準を超えたため非表示となりました。Twitterでも《発言内容聞いたらちょっとひく》、《動画で発信する方がダサいよヒカルくん》、《お金持ちの大物かと思ったら、虚勢張りの短気》という具合です」(同・記者)

 そもそも、ヒカル氏はどれほどの収入を得ているのだろうか。

「2021年9月、ヒカルさんは年収を明かしています。それによると、動画関連の収入は最低でも年7億円で、平均すると年10億円前後。また、アパレル事業が年25億円。合計すると年商が50億円とのことでした」(同・記者)

根回しの可能性

 どこまで本当かは分からないが、事実なら間違いなく大富豪である。そこで、YouTube業界に精通するITジャーナリストの井上トシユキ氏に取材を依頼した。

「上場企業なら財務情報を開示しなければなりません。政治家なら資産を公開する必要があります。もちろんヒカルさんは、どちらにも当てはまりません。私たちが彼の発言をチェックする手段はありません。ただ、話半分という言葉があります。少しは“盛って”いるにせよ、全てが嘘ではないでしょう。ヒカルさんが億単位という多額の収益を得ているのは間違いないと思います」

 金持ち喧嘩せずと言う。中堅芸人を非難する姿勢がカッコ悪いというTwitterでの指摘は、先に紹介した通りだ。

 また、腹が立ったのなら会食の場で本人に言うべきであり、“後出しジャンケン”のように動画で怒りをぶちまけるのは格好悪い──こんな意見も少なくない。

「“後出しジャンケン”という指摘は、実情とは異なる部分があると思います。というのは、多分、会食の場でヒカルさんは、『ネタができた』と考えたのではないでしょうか。結果的に“後出しジャンケン”になってしまったのは事実ですが、会食をセッティングした人などには、『YouTubeでこんな内容のことを話す』と“根回し”をしていた可能性があります」(同・井上氏)

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