電撃退社「久慈暁子アナ」の今後 ライバルには絶対ないという彼女の強みとは
フジテレビの“クジパン”こと久慈暁子アナ(27)が今年4月いっぱいで同局を退社することを発表した。ファンからは応援する声が上がっているが、入社5年での電撃退社に、「アナウンサーとして経験が足りない」と報じたメディアもある。だが、彼女にはライバルたちにはない絶対的な強みがあるという。
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1月22日、彼女がキャスターを務める「めざましどようび」の番組終わりで、退社の発表があった。
久慈:私事で恐縮ですが、今年4月いっぱいでフジテレビを退社することになりました。この「めざましどようび」も春の卒業まで、しっかり務めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
あっさりした挨拶だったが、周囲には「何か新しいことにチャレンジしてみたい気持ちが大きくなりました」と語っているという。民放プロデューサーは言う。
「フリーアナウンサーとしてやっていくとは言っていないので、タレント転身ではないかという声もあります。彼女がフジに入社したのは17年ですが、学生時代はモデルやタレント活動もしていましたからね」
フジに入社したときには、業界ではすでに知られた存在だったという。
「高校卒業まで岩手県奥州市で過ごした彼女は、13年に青山学院大学入学のために上京すると5月にスカウトされて芸能活動をスタート。ソフトバンクモバイルのCM“方言リレー編”でデビューし、翌年には旭化成グループのキャンペーンモデルに選ばれました」
旭化成のモデルといえば、初代は76年のアグネス・ラム、17代の松嶋菜々子、24代の片瀬那奈、27代の宮地真緒らがいる。久慈は第39代だった。
入社後はトントン拍子
「同じ14年7月には日本テレビのドラマ『近キョリ恋愛〜Season Zero〜』で女優としてもデビューし、8月にはファッション誌『non-no』のオーディションでグランプリを獲得して専属モデルに就任しました。川崎臨港署の一日署長を務めたりもしたそうです」
立派なシンデレラストーリーである。
「そして鳴り物入りでフジに入社しました。史上最速の入社3カ月でエースアナへの登竜門番組『パンシリーズ』の10代目に起用されることが決定し、さらに『めざましテレビ』のレギュラー出演も決まって、先輩アナの高島彩や加藤綾子もなし得なかった快挙を達成しました」
19年には「めざましどようび」の総合司会に抜擢された。まさにトントン拍子である。
「昨年春からは『めざまし8』の火曜情報キャスター、『さんまのお笑い向上委員会』のアシスタントも務めることになりました。ところが、彼女も果たせなかった『めざましテレビ』の女性総合司会に1年後輩の井上清華アナが抜擢されたことや、久慈アナを含むフジの女子アナたちに“ステマ疑惑”が報じられて謝罪することになったことが、電撃退社のきっかけになったのではないかと噂されています」
問題は今後である。
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