文大統領の「竹島イラスト付きの歳暮」に狂喜乱舞の国民「過去の侵略に対する反省を」「韓国が韓国の土地を描いた歳暮を贈ってなにが悪い?」

国際 韓国・北朝鮮

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プレミアムが付いて転売されて

 なお、今回のプレゼントはご多分に漏れず、“大統領プレゼントセット”と題され、17万ウォンから30万ウォン(約16万3000円から28万8000円)程度で転売されている。それもひとつやふたつではない。

 青瓦台は歳暮や中元の原価は10万ウォン(約9万6000円)前後だと発表しており、中古市場で取引されている価格は決して安くない。文大統領のファンや大統領の贈る歳暮に価値を見出す韓国民が少なからずいるということなのだろう。

 こういった贈り物カルチャーは政治的なメッセージをこめ、国内のキーパーソンや各国大使館にモノを贈ることができる絶好の機会だから、次期大統領も踏襲することだろう。今回のようにここまで支持率に反映することがわかったからには、「困ったときの反日カード」を切る際の有効なツールとして認識されたはずだ。

羽田真代(はだまよ)
ビジネスライター
同志社大学卒業後、日本企業にて4年間勤務。2014年に、単身韓国・ソウルに渡り、日本と韓国の情勢について研究。韓国企業で勤務する傍ら、執筆活動を行っている。

デイリー新潮編集部

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