石原慎太郎氏にムチ打つ「社民党副党首」と「大学教授」に欠けていること

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ムチを打った中共メディア

 2020年8月、台湾の元総統・李登輝氏(1923〜2020)が97歳で死去した。「台湾民主化の父」として、台湾国内だけでなく日本でも多くの人が追悼コメントを発表したことは記憶に新しい。

 だが、中国共産党の機関紙「人民日報」の関連メディアである「環球時報」は、電子版の社説で「疑いなく中華民族の罪人だ」と罵詈雑言を浴びせた(註5)。

 大椿氏や山口氏は、環球時報の論調に何の違和感も覚えないだろう。

註1:石原慎太郎氏の死去当日の“批判的ツイート”は“死者に鞭打つ行為”なのか…宇垣美里「多少は時間を置いたとしても、向き合わなければ」(ABEMA TIMES・2021年2月3日)

註2:戦い通した政治家・福田元首相 「楽天家」の死を悼む声(産経新聞・1995年7月10日)

註3:宮本顕治氏死去 共産党綱領の土台築く 中曽根元首相「敵ながらあっぱれ」(読売新聞・2007年7月19日)

註4:県内にも衝撃 自民議員に驚き広がる 内閣支持率の急落の中 松岡農水相自殺(朝日新聞・福井県版・2007年5月29日)

註5:【世界の論点】李登輝元総統死去(産経新聞・2020年8月10日)

デイリー新潮編集部

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