コロナで建築はどう変わっていくのか? 隈研吾が語る、ひとの住まいと建築がこの2年間で変わったこと

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 コロナ禍は建築にどのような影響を与えるのか。多くの人が密集して住み、働くという都市の前提は崩れてしまった。たとえ感染が収束したとしても、完全にコロナ前の世界に戻ることはない、というのは衆目の一致するところである。

「TIME」誌で「世界で最も影響力のある100人」(2021年)に選ばれ、世界中から常に設計依頼が殺到している世界的建築家、隈研吾氏に近況と合わせて、これからの都市、そして建築について聞いてみた。

 コロナ前は、多い時は海外出張が1年間で60回もありました。...

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