北京五輪に橋本聖子氏出席の重要な意味…対韓・対中外交は岸田と安倍の違いを図るリトマス試験紙

国内 政治

  • ブックマーク

 政府は1月28日、佐渡島の金山遺跡をユネスコの世界文化遺産に推薦することを決めた。ここに至るまでの自民党内部のドタバタは図らずも、岸田総理にとって今後の火種、すなわち自民党最大派閥を率いる安倍元総理との小さいが深刻な亀裂を明らかにするものとなった。【武田一顕/ジャーナリスト】

 金山遺跡の推薦については、朝鮮半島出身者の強制労働が行われていたなどと韓国が横槍を入れ、政府内で一時推薦見送りが決まった。ところが、安倍ら自民党右派=保守層の反発にあい、岸田は一転して推薦へと舵を切った。...

つづきを読む