日テレ「桝太一アナ」の電撃退社で改めて取り沙汰される「水卜麻美アナ」の今後の身の振り方
前例のないアナ像を開拓
1月23日、日本テレビの桝太一アナウンサー(40)が、3月いっぱいでの同社退社を自ら発表した。看板アナの流出はテレビ局にとって常に悩みの種とはいえ、「ついにこの時が来たか」と局内では受け止められているという。今回の一件を受け、日テレのもう一人の看板アナである水卜麻美アナ(34)の退社のタイミングに、いやが上にも注目が集まっている。
【写真】日テレの全面広告は水卜アナのインスタグラムにも掲載された
桝アナはフリーになって大学の研究員に転身するものの、総合司会を務める「真相報道 バンキシャ!」(日曜・18:00)はこれまで通り出演するという。局アナから大学の研究者というのは、従来の人気アナの独立としてはかなり珍しいパターンとなる。
今回の電撃退社を受け社内では、改めて「水卜アナの退社Xデー」が取り沙汰され始めた。
「水卜さんは、2019年の『24時間テレビ』で総合司会だけでなくチャリティーマラソンのランナーまで務めたり、ライバル局であるフジテレビ傘下のニッポン放送で『オールナイトニッポン0』のパーソナリティをやったりと、前例のない局アナ像を開拓してきた人です」
と日テレの関係者。
「1月5日の読売新聞に、11年連続で年間個人視聴率三冠王を獲得した日テレの『感謝広告』が全面で掲載されていましたが、毎年恒例となった正月の感謝広告に水卜アナが単独で起用されたのもかつてないことです」
桝アナへの思い
「アナウンサーになるという夢を叶えただけではなく、『スッキリ』(平日・8:00)のサブMCや、去年3月に桝アナから“禅譲”を受けた『ZIP!』(平日・5:50)のMCといった看板番組を担当し、局アナとしてもうやることがないくらいやり遂げた感はありますよね」(先の関係者)
これまで幾度となく噂された独立話については、
「ある程度は事実で、何度も出たいと思ったシーンがあるということですが、そうならなかったのは、桝アナの存在が大きかったようです」(同)
どういうことかというと、
「水卜さんは桝アナを慕っており、桝アナ自身が“絶対辞めない”と言っていたので、それに従っていたと言われています。しかし、今回その重石が取れたことで、彼女の退社を阻むものはないと指摘する人は少なからずいますね。ここ最近、水卜さんの表情がすぐれないという声もあり、40歳ごろではと言われてきた退社Xデーは、意外と近いかもしれません」
別の関係者はこんな見方をする。
「実力と人気を兼ね備える人に仕事が集中するのは世の常ですが、日テレでもそれは同じです。枡アナも『バンキシャ!』に移るまでは多忙でしたし、水卜アナは今まさに忙しい最中。夕方の『news every.』に出演してきた小西美穂キャスターも、3月いっぱいで退社することになりました」
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