「クロちゃん」が“いい人キャラ”を獲得か 「必殺仕事人」と「バスvs鉄道旅」出演で騒然
意外な素顔
これまでのクロちゃんの“キャラ”であれば、問題児として村井を困らせるに決まっている──こんな予想を立てていた視聴者は少なくなかったかもしれない。ところが、実際は逆だった。
「結論から言えば、非常に常識的な振る舞いで大活躍していました。次の電車の発車時刻も分からず、闇雲に駅へ急ぐ村井さんに、クロちゃんは『情報収集をしっかりしろ』と諭しました。村井さんが上りと下りの時刻表を間違えていたり、5・5キロを25分で歩こうとしたりすると、同じように彼女の勘違いを指摘していました。予想もしなかった“まともな態度”に視聴者が驚き、好印象を持ったのです」(同・記者)
視聴者のツイートから、一部をご紹介しよう。
《まんまとクロちゃんの好感度爆上がりしてしまった》
《今回のクロちゃんの発言は1ミリも間違ってなかった》
《クロちゃんも頑張ったし、見直したよ》
蛭子さんの後継者!?
民放キー局でバラエティ番組を担当しているスタッフは、「村井さんの“鬼軍曹キャラ”とクロちゃんの対比に、視聴者は強い興味を持ったのではないでしょうか」と言う。
「『バスvs鉄道旅』で、村井さんは太川さんのライバルという役です。勝負に徹し、自分本位に突っ走るところが番組の見せ場になっています。これまで視聴者は、村井さんのそんな振る舞いに賛否両論、様々な感想を持っていたのではないでしょうか。ところが今回は、クロちゃんが堂々と村井さんにダメ出ししたり、説教したりしたので、スッキリした視聴者が多かったのだと思います」
太川の名相棒と言えば、蛭子能収(74)の名が挙がるだろう。クロちゃんに後継者を期待する視聴者もいるかもしれないが、今のところ実現性は低いという。
「これまでの番組で、太川さんはリーダーとしてのプライドがあり、簡単にアドバイスを聞かない傾向が浮かび上がっています。クロちゃんが太川さんに説教や助言をしても逆効果でしょう。無理に共演させてもケンカ別れで終わるのではないでしょうか。今後も太川さんのライバルチームで活躍するか、同じくテレビ東京で放送されている田中要次さん(58)と羽田圭介さん(36)の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』にレギュラー格で出演するのがベストだと思います」(同・関係者)
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