韓国で続出するビルの悲劇「タワマンの床が抜けた」「足で蹴ると壊れるほどの強度」「凍ったコンクリート」「強風に煽られて崩壊」
タクシーが降ってきた
韓国では年末から年始にかけてビルに関する事故が相次いだ。安全意識の低さやずさんな工事の結果と思しき、耳を疑うような悲劇が続出しており、日本人にとっても対岸の火事とは言えない案件もあるという。現地在住・羽田真代氏のレポート。
昨年12月30日、釜山(プサン)市の大手スーパーの5階駐車場からタクシーが外壁を突き破って転落し、運転手が死亡した。運転手は時速70キロで外壁に突っ込んだようで、その過失は問われてしかるべきだが、転落にまで至った原因として挙げられているのが外壁のもろさだ。...