岸田首相自ら赤線で修正 霞ヶ関官僚に出回った「トリセツ」と“ラッキー首相”の野望
リーダーシップへの不満
通常国会では予算委員会が開かれ、本格的な論戦がスタート。岸田文雄内閣は報道各社の調査で軒並み高支持率を維持しているが、オミクロン株対策ではほころびも見え隠れする。霞ヶ関の官僚の間で流布する対岸田首相の「トリセツ」、そして政権が目指す野望とは?
政治部デスクによると、
「岸田さんは24日の答弁で、オミクロン株の感染拡大は想定内だと言いたげでしたね。この点、官邸は“感染拡大の波が2週間ほど早く来た”と受け止めているようです。去年、入国をかなり制限する『鎖国政策』が国民の支持を得て時間稼ぎができていました。...