年俸80万円のテスト生から最多勝投手へ 思わぬ掘り出し物だった「助っ人列伝」
2021年シーズンで2年連続最下位から日本一に駆け上がったヤクルトの快挙が、新加入の助っ人、ホセ・オスナとドミンゴ・サンタナの存在抜きでは語れないように、チームの浮沈と外国人選手の当たり外れは、表裏一体と言える。何億もの大金をはたいて獲得した助っ人がまったくの期待外れに終わる一方で、安い年俸で入団させた“無印”の選手が思わぬ大活躍を演じることもある。そんな「掘り出し物」とも言うべき懐かしの助っ人たちを振り返ってみよう(年俸の金額はいずれも推定)。【久保田龍雄/ライター】...