楽天・三木谷氏がW杯予選後“14日間隔離”に激怒した理由 国内選手が“帰国者扱い”に

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〈頭おかしん(ママ)じゃないの??〉

 ヴィッセル神戸・三木谷浩史会長のツイートだ。彼があしざまに罵るのは、政府のコロナ対策。なぜこんなに怒っているのか。

 1月27日にサッカーW杯アジア最終予選の中国戦、2月1日にサウジアラビア戦が行われるが、選手たちは試合後、14日間の隔離措置となる決定が。Jリーグは2月19日に開幕する。

「シーズン中ならまだしも、新監督や新戦力でチームが一新された開幕戦は、新たな戦術になじむために相当の練習が必要。ゆえに代表招集された選手は事実上開幕に間に合わなくなる。これに三木谷さんがキレた」

 とスポーツ紙サッカー記者が解説する。

 三木谷氏のツイートには、

〈そもそも給与もこちらが払ってるのに、代表に出して拘束。話にならん〉

 とも。気持ちはわかるが、しょうがないのでは?と思うのだが、実はこの2戦、埼玉スタジアムで行われる。日本人選手が日本で試合をしてなぜ隔離となるのか。

〈そもそも政府に日本にいる人間がサッカーの代表戦に出たというだけで、行動を制限する法律的な権利はないと思う。裁量行政の濫用だ。〉

 と三木谷氏も憤るが、

「本来は、サウジなど来日するチームが試合前に隔離されるべきですよね。でも、これでは相手国が納得せず、その結果、厳しい入国制限を敷く中国のようにホーム戦を第三国で行うはめになる。そこで政府は特例として“バブル方式”での開催を認めた。埼スタを“バブル内”、つまり“外国”として扱うわけです」

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