6代目山口組傘下、水戸の幹部射殺事件 ケーキ片手のヒットマンに丸腰で現れた若頭

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街の真ん中に事務所が

 当時は山口組分裂から半年余りしかたっておらず、同じ水戸市内の神戸山口組系組事務所が2日間にわたって銃撃されるなどしていた時期でもある。分裂による抗争事件として、周辺の学校に通う子どもたちが集団下校を強いられるなど、地域社会に大きな不安をもたらした。

 その後、水戸市は銃撃された神戸山口組の事務所について、地裁に使用差し止めの仮処分を申請。和解が成立して神戸側が撤去に応じたが、三瓶組のビルはそれからも組事務所として使われ続けている。

 ビル近隣の住民女性は、

「今回の銃撃事件の日も、周辺の学校に通う子どもたちが集団下校していました。うちの子はまだ小学校に進む年齢ではないけど、事件をニュースで見て、数日は『犯人が来る』と言って公園にも行きたがらなかった。早く容疑者を捕まえて事件を解決してほしいのは言うまでも無いですが、街の真ん中に暴力団の事務所がある現状もどうにかしてほしいです」と訴える。

 警察当局や行政には、市民の不安を払拭するために早期の対応が求められるのは言うまでもない。

デイリー新潮編集部

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