「東大刺傷事件」犯行少年、卒業文集に「勉強が自分を苦しめた」の言葉 母も困惑した「理III」への執着

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 受験生が人生を懸けて挑む共通テストの会場は、凄惨な「刺傷事件」の現場と化した。一途に東大入学だけを切望し続けた17歳の少年は、なぜ、その東大で凶行に及んでしまったのか。全国屈指の名門進学校に通い、「勉強」に励んだエリート高校生の闇に迫る――。

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“少年”が中学校の卒業文集に寄せた作文には、こうつづられている。

〈三年間の中学校生活で、行事や部活動、その他色々なことを経験しましたが、やはり「勉強」というものが一番長く経験したものでもあり、自分をときに苦め(ママ)たものであり、助けてくれたものでもありました〉
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