菅田将暉 「ミステリと言う勿れ」は代表作になる可能性 ハマるドラマ唯一の共通点

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出たがりとDNA

 さらに菅田には強みがあるという。

「テレビの人気者に全て共通する要素ですが、彼は“気持ちの良い出たがり”なことです。これだけ主演を務めるようになれば、役者以外の仕事は避けるようになる人が多い中、『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のパーソナリティーを務めたり、歌手としても活動し、19年の『NHK紅白歌合戦』にも出演。綾野剛と星野源のドラマ『MIU404』(TBS・20年)にも予告なくサプライズ出演したり、番宣はもちろん、それ以外でも気さくに、しかも全力投球します。そうした姿は若者のみならず、F3・M3(50歳以上の男女)にもしっかりと響きます」

 まだ20代なのに大したものだ。

「やはりDNAの影響も大きいかもしれません。彼の父・菅生新(すごう・あらた)さんも出たがりですからね。学生時代はアルバイト俳優として『水戸黄門』(TBS)にエキストラ出演して、就職試験の際に撮影所生活で得た体験を熱く語って大手製薬会社に合格。独立後は、経営コンサルタントの傍ら関西ローカルの冠番組まで持っていたほどです」

週刊新潮」も、菅田パパには何度も取材させてもらっている。

「彼は現在もラジオのパーソナリティを務めていますが、なんだか菅田将暉のしゃべり方は父親に似ている感じがします。菅田は大阪府箕面市出身なので、キレイな大阪弁が喋れますから、活動の幅はさらに拡がると思います」

デイリー新潮編集部

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