松山英樹の家族が経営する会社が訴訟沙汰に 工事代金を巡りトラブルに発展
昨年はアジア人で初めてマスターズを制覇。元日スポーツ紙に掲載のインタビューでは堂々、連覇を目指すと宣言した松山英樹(29)。そんなスターゆえに起きたトラブルなのか。家族が経営する会社が、地元で訴訟を提起されているという。
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松山は愛媛県出身。アマチュア強豪の父・幹男さんの手ほどきでゴルフを始めた。息子の上達に伴い、父は勤務していたパチンコチェーン店を辞め、「ヒデキ・ゴルフ・ガーデン」なるゴルフ練習場の経営者に。地元のちょっとした名所となっているが、
「練習場を経営する『MHT社』が、いま地元の会社から取立訴訟を起こされているのです」
と声を潜めるのは、さる事情通。
MHT社は、幹男さんが代表を務め、松山本人も含めた親族が取締役に並ぶ、ファミリー会社である。
「主張は対立し、訴訟は既に2年半に及んでいます。英樹くんももちろんこのことは承知で、一家にとっては頭の痛い話でしょうね」(同)
トラブルの発端は6年前に遡る。地元の電気工事会社が、「ゴルフ・ガーデン」への風力発電装置、太陽光パネル設置とその連携工事を請け負った。この会社が後に訴訟の原告となる。
「英樹くんのお父さんと親しい建築業者がいまして」
と、この事情通が続ける。
「その男が原告サイドに、“工事をやりませんか”“幹男さんも乗り気です”と持ちかけてきた。原告も、英樹くんの名が付くゴルフ場で仕事を請け負えれば箔が付くと思い、工事を引き受けたのです」
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