茂木幹事長の「調整能力の低さ」に公明・学会は激怒 よみがえる「甘利落選ショック」

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態度を硬化させる公明・学会

 連立を組んで20年余の自民党と公明党の関係が、夏の参院選での相互推薦をめぐって悪化している。選挙の準備を急ぎたい公明と結論を先送りしてきた自民との温度差が明確になった格好で、選挙を取り仕切る自民党の茂木敏充幹事長のリーダーシップを問う声は根強く、甘利明前幹事長が選挙区で落選した悪夢がよみがえるとの指摘もある。

 相互推薦とは2016年の参院選から本格的にスタートしたもの。参院選には1人区と複数区とがあり、公明が擁立しない1人区では自民を支援し、その代わりとして公明が擁立する複数区では自民から推薦を受けるというやり方だ。...

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