「誤飲すると腸内で膨張」 国民生活センターが警告する「ボール状のおもちゃ」とは?
〈乳幼児による水で膨らむボール状の樹脂製玩具の誤飲にご注意!〉
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こんな「注意喚起」を国民生活センターが行ったのは昨年12月23日のことである。それによると、同年6月、生後11カ月の幼児が嘔吐し、病院でCT検査を受けると腸閉塞が認められ、開腹手術を行ったところ直径3センチの樹脂製ボールが小腸で見つかったという。同じような誤飲事故は9月と12月にも起きているというから、どんなに危険なブツなのか。
国民生活センターによると、問題の玩具は、水と接触することによって自重の100~千倍の水を吸収し、一度吸水すると圧力をかけても水が出ていきにくい特徴があるのだという。
ところが、何という商品名で、どこで売っているかについては「詳しくは調査中」(商品テスト部)という返事。また同センターでは規程があって、〈公にすることにより、当該事業者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがある〉場合は、具体名までは出さないのだという。
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