東尾修の“大乱闘”に涌井秀章の“報復死球” 球史に残るデッドボール大騒動

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“ケンカ投法”で知られた東尾

 日本のプロ野球界で通算与死球が多い投手は誰か? 上位5傑は、1位が東尾修(西武)の165、2位が渡辺秀武(巨人、広島など)の144、3位が坂井勝二(ロッテなど)と米田哲也(阪急など)の143、5位が仁科時成(ロッテ)の142である。【久保田龍雄/ライター】

 25歳でプロ入りした仁科の実働12年を除くと、いずれも実働年数18年以上で、内角を厳しく攻めつづけた結果、現役生活の長さに比例して死球の数も増えていることがわかる。また、5人中、渡辺、坂井、仁科の3人が横手投げで、横手特有のシュート回転のボールが抜けた場合、死球になりやすいという事実を裏付けている。...

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