100回目前「仮装大賞」 今年の冬の放送はなしよ……揺れる欽ちゃんの胸の内
コロナが心配だった
若林:よく今日のお話受けてくれましたね。
欽ちゃん:今ね、ほとんどコロナのこともあって出てないんだよ。
若林:何やってるんですか、いつも? 今も寝起きみたいですけど。
欽ちゃん:そうなんだ。病院から出てきてね、間もないもんだから。
――昨年11月、欽ちゃんは自宅の階段で足を滑らせて転落し、頭と腰を強打。2日間ほど検査入院していた。
欽ちゃん:コロナにやられたね。でもさ、対抗馬に負けたとかさ、いろんなタレントさんに負けるより、コロナに負けるってのは心地いいやな。
若林:やっぱり他のタレントさんに負けたら悔しいんですか、今も?
欽ちゃん:そうそう。コロナじゃね、無念だね。咄嗟にね、コロナに危険を感じたんだ、「仮装」も。本番やってたら100人くらいいたんだ! こんなに密で仕事するのは、この密は何なんだ!ってね。
若林:ずっと欽ちゃんが司会やって来たのに、急に「俺、今回で終わり」って仰ったじゃないですか。
欽ちゃん:うん、これはね、必ず出ちゃうと思ったの。それなりの患者さんが。
若林:それ言わないほうがいいですよ。ずっとやって来た司会をコロナで辞めるって淋しいでしょ。
欽ちゃん:だけど、誰か責任取らなきゃいけないだろうと、ふと思ったら「辞めます」って。必ず(感染者が)出るから、俺はそう信じていったんだから。間違いなく出ると思ったら、誰も出ないの!
若林:(爆笑)
欽ちゃん:俺には珍しい、初の失態だと思った。取り返しつかないよね。
若林:取り返しつかないですよ。大ニュースになったんですから。
欽ちゃん:でも、あの時は1000人超えてた時なのよ。
若林:じゃあ、もし今、別の人がMCになるっていうのがコロナじゃない理由だったら悔しかったですか?
欽ちゃん:かもしれませんね。
若林:まだギラギラしてんじゃない!
――一部のマスコミは、ここまでの内容を報じて、降板発言はコロナのためで、本気の発言ではなかったかのように伝えている。ホッとした人もいただろうが、まだ先がある。
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