カムカム「深津絵里」の魅力 多くの人が抱く「見守ってくれる、すみれ」というイメージ
NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の2人目のヒロインとして登場した深津絵里(49)が注目されている。18歳の「雉真(きじま)るい」を演じて、何の違和感も沸かないのだ。さらに1月16日からは33年ぶりにJR東海のCMにも出演して、当時からのファンを懐かしがらせている。彼女の魅力、そして歩みを、メディア文化評論家の碓井広義氏に語ってもらった。
女優・深津絵里を初めて見たのは、1988年3月公開の映画『1999年の夏休み』だ。デビュー作だったが、その頃はまだ水原里絵という名前で出ていた。...