徳井義実「今くら」終了で問われる責任 YouTubeでは「編集だけやって喰っていけるなら」

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徳井の名は外れず

 16年2月にはSHELLYが産休に入り、指原莉乃がMCに加わったため、「徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました」に変更され、SHELLYが産休から戻った16年11月に「徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました」の4人体制となった。

「しかし、19年10月に徳井が活動自粛に入っても、番組タイトルロゴから徳井の名が外れることはありませんでした。せめてタイトルに徳井の名が入っていなければ、彼をフェードアウトさせ、卒業させることも考えたでしょうが……」

 徳井が「今くら」に復帰したのは約1年ぶりの20年10月だった。当時、日テレの福田博之取締役は、彼のレギュラー復帰について、「このタイミングがベストという正解はもともとなかったと考えております」と会見している。

「レギュラー復帰後も『なぜ金銭不祥事を起こした芸人を番組に出演させるのか』というクレームがありました。そうしたクレームは、番組スポンサーに直接行くこともあります。スポンサーに迷惑はかけられませんから、番組プロデューサーは不祥事を起こした出演者のクビを、なるべく早く切ろうとするものなんです。しかし、日テレはそれをためらった。復帰までさせてしまったために視聴率はどんどん低下し、最終的に番組終了というオチまでついてしまったわけです」

 税金の未払いという国民の怒りを買う不正は許されないということか。

「編集だけやって喰っていけたら」

「12年4月、次長課長の河本準一に母親の生活保護受給問題が発覚したときもそうでしたが、税金や金銭の不祥事に対して、特に女性視聴者のクレームが何年も尾を引くケースは少なくありません。日テレはレギュラー出演していた『火曜サプライズ』(火・19:00)から河本を卒業させたように、徳井もさっさと卒業させるべきだったと思います」

 日テレは、昨年大晦日の「笑って年越したい!笑う大晦日」では、チュートリアルにネタを披露させていたが……。

「あくまでコンビのネタ番組でしたからね。今後、徳井が日テレで新たな番組にキャスティングされることはまずないと思います」

 テレビで見かけることがますます少なくなる徳井。現在、彼はYouTube「徳井video」で趣味のオートバイやキャンプの様子を紹介している。チャンネル登録者は26万8000人を数える人気チャンネルだ。自分の動画づくりについて、別のYouTubeでこう語っている。

徳井:完全自撮りで、自分出演、自分企画、自分撮影、自分編集ということで、アップロードとかも全部、自分でやってますからね。ノースタッフですね。こだわってるわけじゃないんですけど、割とボク、昔から自分たちのライブで使うVTRとか自分で編集したりしてたんで、割と編集作業とか好きなんです。撮影とかしてるより何より、編集してるとか一番好き。編集だけやって喰っていけるならそうしたい。

デイリー新潮編集部

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