ハイエナにしゃぶり尽くされる「東芝」解体ショー 「3社分割案」公表でも一向に株価上がらず
株取得から5年
今年3月末までに東芝が開催を予定している臨時株主総会。その場で、「3社分割案」に白黒がつけられる見通しだ。140年以上の伝統がある東芝は、内部からはなかなか分割案が持ち出されなかった。物言う株主から追い詰められ、やむなく選択した格好である。
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3社分割案とは、まず発電事業などを手掛ける「インフラサービスカンパニー」、半導体を受け持つ「デバイスカンパニー」の新会社2社を設立する。そのうえで、東芝本体はフラッシュメモリー製造の「キオクシア」などの株式を保有する会社として存続。...