清宮幸太郎“10キロ減量”を心配する声　打撃不振と体重は無関係でデメリットがある

ダイエットの弊害

　プロ野球で「脂肪太り」はあり得ないため、プロのバッターには「毎日体重計に乗る」という習慣を持つ人は少ないという。

「小まめに体重をチェックしているのは、夏に痩せる選手だけです。体重が落ちるとパフォーマンスに影響が出るので、減ってないか調べているわけです。夏に痩せない選手なら体重計に乗ることはありません。普通に練習をして、試合に出ていれば、その選手に合った適正体重になるのが普通です」（同・広澤氏）

　ホームランバッターにとってダイエットはマイナス面もあることは前に触れたが、広澤氏も同じ懸念があるという。

「ダイエットにチャレンジしたことのある人なら誰でも経験があると思いますが、体重を減らすと筋肉の量も減ります。まして清宮くんは、一般の人のような肥満体ではなく、プロ野球選手としてのトレーニングを行っている上での100キロ超だったわけです。それから10キロ近くを落としたとなると、筋肉量が減っているのは間違いありません」（同・広澤氏）

デイリー新潮編集部

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