茨城・介護施設の女性看護師「赤間恵美容疑者」　殺人容疑で逮捕直前に犯していた「5000円の牛肉万引き事件」

警備員による現行犯の常人逮捕

「実は内偵捜査中の昨年11月21日に、自宅近所のスーパーで赤間容疑者が5000円相当の牛肉などを盗んだ容疑で逮捕されてしまったのです。しかも警備員による現行犯の常人逮捕で、県警が殺人の本丸を狙った『別件逮捕』ではなかった。県警が秘密裏に捜査をしていたら、向こうから留置所に入ってきてしまったため、スケジュールを前倒しして立件することになったのです」（捜査関係者）

　今後、検察当局は鑑定留置の終わる4月22日以降、赤間容疑者を2件の殺人罪で起訴できるか判断する。

　2人の入所者が不審死を遂げ、県警の捜査が続いていた21年秋には、結婚して実家にも頻繁に里帰りし、以前と変わらぬ明るい笑顔を見せていたという赤間容疑者。亡くなった吉田さん、鈴木さんとの間でトラブルは確認されておらず、動機は今も不明のままだ。法廷で真実が語られることとなるのか、検察の判断に注目が集まる。

デイリー新潮編集部

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