米ファイザー、メルク製には難点も…オミクロン対策の決め手は国産飲み薬の早期実現化
岸田首相は1月11日、感染が急拡大する新型コロナの変異型(オミクロン型)について、外国人の新規入国を原則停止するなどの厳格な水際対策を2月末まで延長しつつ、ワクチンの追加接種の前倒し拡大や在宅療養の強化を柱とする新たな対策を発表した。
デルタ型に比べ感染力が高いオミクロン型の1日当たりの新規感染者数は第5波のピーク(2万5851人)を上回る可能性がある一方、重症化率は低いとされている。
大量に発生した感染者が専門医療機関に集中すると「医療崩壊」を招くことになりかねないことから、軽症者が自宅で療養できる体制を整備することが喫緊の課題となっている。...