「暗黙のうちにルールが決まっていて、皆が従っている」って気持ち悪い――『ワンオペJOKER』宮川サトシがハライチ岩井の漫画を絶賛するワケ
《岩井勇気×宮川サトシ対談 その2》
最新エッセイ集『どうやら僕の日常生活はまちがっている』が6万部を超えるヒットとなった他にも、ゲームの原作・プロデュース、漫画の原作など多彩な活躍をみせる、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さん。岩井さんたっての希望により、漫画家で『ワンオペJOKER』の原作も手がける宮川サトシさんとの初対談が実現した。「あるある」のこと、互いの作品の意外な共通点のこと、漫画原作者としての悩みなど大いに語り合った。(全2回の2回目。前編を読む。)
宮川サトシ(以下、宮川):「あるある」とは何か?を追究した話の続きですが、数年前、「共感百景」という、あるテーマについての「あるある」を短い詩に詠むイベントに出演したことがありました。...