野村彩也子、安藤萌々に続くのは… 今年ブレイクしそうな期待の若手女子アナ3人の素顔
2人目はバラエティの迷言が魅力の…
2人目も入社1年目の新人、テレビ東京の冨田有紀アナである。98年5月8日生まれの現在23歳。茨城県土浦市出身で、上智大学外国語学部卒。大学3年生の夏ごろからアナウンススクールに通い始め入社したが、なんと採用試験まで残り2カ月しかないというタイミングだった。それで受かってしまうのだから、天性の光るものがあったのだろう。
地上波デビューは昨年6月の「テレ東音楽祭2021」で、六本木スタジオの進行担当だった。そして翌月からは生活情報番組「7スタライブ」(毎週金曜・9:26~)の女性メインキャスターに抜擢。10月改編では夕方の生活情報番組「よじごじDays」(毎週月~金・15:40~)の月曜メインパーソナリティーを任されることに。ほかには「45秒で新人アナにナニできる?」(毎週木曜・21:54~)やYouTubeテレ東BIZの配信番組冨田有紀のちょっと教えてもらえませんか」(隔週木曜)などに出演している。
主に情報番組を担当しているが、実は彼女はバラエティでこそ、真価を発揮する。「モヤモヤさまぁ~ず2」(毎週土曜・23:00~)で埼玉県の秩父市にある結婚50年の夫婦が営むパン屋をリポートした際には、「お二人の関係性っていうのは、ご夫婦ですか?」と謎の質問が飛び出した。さらに自慢のコッペパンについてご主人が説明していると、なぜか感極まって泣き出してしまう。どうやら彼女の亡くなった祖父に似ていたらしいのだが、肝心の食レポでは「本気出したら2口でいけそうですよ」と、またも迷言が炸裂。ご主人の顔を見てはまた涙を流すという、天然キャラをみせたのであった。
こんなおマヌケな言動がなぜか愛らしく感じられてしまうのが冨田アナの魅力だろう。大人びた雰囲気を醸し出したかと思えば、状況によってはあどけなかったりと、いろいろな表情を持っている点も見逃せない。大学時代には体育会系ラグビー部のマネージャーを務めていたこともあって、採用試験では、ラグビーニュージーランド代表が披露する舞踏儀式“ハカ”を踊ったそうだ。バラエティ向きの人材である。春の改編でバラエティ番組のレギュラーをゲットできれば、今後早い時期でのブレイクが期待できそうだ。
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