石橋貴明と浜ちゃんの土下座問題 「スポーツ王」と「格付け」でなぜ違いが出たのか
野球BANは土下座なし
石橋：でも、テレビ朝日が土下座をさせちゃダメだって……。コンプラふねふねってのにひっかかっちゃうらしいんだよ。
――どうやらコンプライアンスの問題らしい。しょげかえる石橋ジャパンだったが、石橋が侍ジャパンに向き直って言う。
石橋：お前らがやりたいって言うならいいよ！ どうなんだよ！
――結局、試合は8回まで延長され、見事ゴルゴがサヨナラの一打を放ち、石橋ジャパンが7－6で勝利した。流れとしてはいつもと同じなのだが、ショックを受けたファンは少なくなかったようだ。SNSでは次のような声があがった。
《何でスポーツ王でいつもの土下座ないねん 昨日の格付けはこんなに土下座してたぞ笑》
《テレ朝って土下座禁止って昨日の格付けでもやってたよね。》
《土下座がこんぴら船々に引っかかるなら、格付けは引っかからなかったのどうしてなんだろうな笑笑》
同じテレ朝の番組なのに……。2番組の土下座を業界人はどう見たか。民放ディレクターに聞いた。
計算外だった？
「『格付け』の土下座は、そもそも浜田さんと見取り図の関係性と、復活させたい演者を代表して彼らが一肌脱ぐという状況を考えると、スタッフが指示したものだと思います。ところが、そこに郷ひろみや藤原紀香まで乗っかって土下座をする流れとなってしまったので、スタッフも浜田さんも慌てたんじゃないでしょうか。計算外の事態だったと思います。視聴者からは『面白い』『笑った』という声と同時に、『正月早々、芸能人が土下座っておかしくない？』『そんなことしたら格付けでなくなる』といった声も上がりました」
一方、「スポーツ王」のリアル野球BANの土下座には歴史がある。
「リアル野球BANから土下座が消えたというのは、確かに衝撃でした。どんなスター選手だろうと、負けチームが泣きの延長戦をお願いする土下座は定番であり、それが面白いと視聴者の支持を得てきましたからね。今回、石橋さんが本当にテレ朝から土下座を止められたのかはわかりません。本人がやりたくなかったとか、土下座の笑いに変化を付けたかったとか、コンプライアンスで笑いを取りたかったとか、そんな可能性も考えられます」
そもそも土下座は、コンプライアンスに引っかかるのだろうか。
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