石橋貴明と浜ちゃんの土下座問題 「スポーツ王」と「格付け」でなぜ違いが出たのか
元日に放送された「芸能人格付けチェック!2022お正月スペシャル」と2日に放送された「夢対決2022とんねるずのスポーツ王は俺だ!!5時間スペシャル」。いずれもテレビ朝日系の番組だが、“土下座”を巡る対応の違いに賛否両論が渦巻いた。
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まずは元日の「格付け」を再現してみよう。ゴスペルのプロとアマの合唱を聴き分ける5問目は、YOSHIKIが順調に通算13連勝を決めた。
ところが、藤原紀香と観月ありさの「チーム女優」と、郷ひろみとヒロミの「チーム日本のHIROMI」が外して、“普通芸能人”から“二流芸能人”に転落。同様に、阿部一二三と阿部詩の「チーム柔道金メダリスト」と、日向坂46(佐々木久美、加藤史帆、金村美玖)と見取り図(盛山晋太郎、リリー)の「チームアイドルと芸人」は、“そっくりさん”から最低ランクの“映す価値なし”に。
せっかく柔道金メダル兄妹を招いておいて、“映す価値なし”では忍びないと、MCの浜田雅功が特別ルールを提案する。
浜田:見取り図が土下座したら、全員“そっくりさん”に戻します!
――むろん、芸人の見取り図は、迷わず土下座した。無事に「チーム柔道金メダリスト」と「チームアイドルと芸人」は最終問題に取り組むことができるようになった。ところが、最終問題を前に“普通芸能人”がいなくなってしまった。
浜田:“普通芸能人”は最終問題で正解すれば“一流芸能人”に復帰できるんですが……。
――そこへ割って入ったのが郷ひろみだった。
締めて8人が土下座
郷:土下座、ダメですか? ワンランクアップ……。
――驚いた表情の浜田が言う。
浜田:ダブルHIROMIで土下座するんやったら(“普通芸能人”に)戻しますよ。
郷:やりましょう! ワンラックアップだもん。
――躊躇するヒロミに対し、
郷:だって頭下げて済むんですよ!
――この一言に吹っ切れたヒロミも揃って土下座。藤原紀香も観月ありさも、手で口を覆って驚いている。続いて、“二流芸能人”の「チーム愛しい嘘(波瑠、溝端淳平)」も土下座。さらに、藤原と観月も土下座して番組は最終問題へ、という流れだった。その間、“一流芸能人”のYOSHIKIから「僕が土下座したらどうなる?」なんてセリフも飛び出す、土下座祭り状態だった。
一方、翌2日の「スポーツ王」の“リアル野球BAN”では、石橋ジャパン(石橋貴明、原口文仁、山崎康晃、吉岡雄二、ゴルゴ松本)は、侍ジャパン(千賀滉大、栗原陵矢、村上宗隆、杉本裕太郎)に5回表に逆転され、5-3で敗れた。ゴルゴが石橋に駆け寄る。
ゴルゴ:タカさん! 悔しいっす。このまま終わっては悔しいっす。
――いつもなら負けたチームが土下座して、延長戦をお願いするのがお約束だが、今回は違った。
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