昨年ブレイクした“通好み”の女性芸人ベスト3 3位ぼる塾、2位ヒコロヒー、断トツ1位は?
一昨年の「M-1グランプリ2020」で最終決戦に進出した3組は、マヂカルラブリー、おいでやすこが、見取り図。いずれも2021年にブレイクした。
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もちろんM-1には女性コンビも出場できるが、これまでの大会では男性コンビのほうが強かった。ならば昨年にブレイクした女性芸人となると、どんな名前が挙がるのだろうか。
民放キー局でバラエティ番組の制作に携わっているスタッフに、「2021年、テレビ業界で評判が高かった女性芸人ベスト3」を訊いてみた。
「前提として、21年の女性芸人はちょっと大人しめだったと思います。ここ数年は、ゆりやんレトリィバァ(31)やフワちゃん(28)といった賛否両論ある芸人が活躍していましたが、昨年は圧倒的なブレイクを果たした女性芸人はいなかったようにい思います」
20年の「THE W」では、ピン芸人の吉住(32)が優勝した。テレビ業界では期待する声が大きかったという。
「ところが、圧倒的なブレイクを果たすまでには至りませんでした。もちろん才能も実力も充分ですが、民放キー局のバラエティ番組には対応できなかったと思います」(同・スタッフ)
“スイーツ評論家”が3位
それではベスト3を見ていこう。第3位は「ぼる塾」だという。
「ぼる塾は19年から活動を開始し、あんり(27)の毒舌ツッコミで注目を集めました。その後、順調に人気を獲得し、今や3本のレギュラー番組を抱えています」(同・スタッフ)
テレビ業界では、ぼる塾と「3時のヒロイン」を比較する傾向があるという。どちらも女性3人組ということが大きい。
3時のヒロインは19年のTHE Wで優勝。たちまち売れっ子になって露出を増やしていった。
だが、ぼる塾の露出増加も勢いがあり、遂に21年の上半期で、ぼる塾が3時のヒロインを上回った印象が強いという。
「ぼる塾が大きくブレイクした理由の1つに、田辺智加(38)の“スイーツ女子”というキャラクターが好評だったことが挙げられると思います。今やネットで軽く検索しただけでも、田辺さん推薦のスイーツが多数表示されます」(同・スタッフ)
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