南こうせつが明かす喜多條忠さん秘話 亡くなる2週間前に「二人でもう一曲作ろう」と談笑

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 かぐや姫の「神田川」や「妹」などの作詞を手掛けた喜多條忠(まこと)氏が肺がんのため亡くなったのは、2021年11月22日のことだった。享年74。その約2週間前に氏と「最後の別れ」をしたという南こうせつ(72)が、名曲誕生の裏側を明かす。

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 喜多條さんに最後にお会いしたのは亡くなる2週間くらい前でした。病院から自宅に戻られていると伺っていたので喜多條さんのお宅を訪ねて行くと、奥さんとお子さん二人が出迎えてくれました。喜多條さんご本人はベッドに寝たきりではあったものの、思ったより元気そうで、青春時代から今までの思い出話を手を握り合いながら1時間ほど話しましたね。...

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