乃木坂卒業から3年、女優「若月佑美」の活躍 冬の新ドラマでは佐々木希の妹役に
2021年12月10日、俳優の玉置玲央(36)との結婚を発表した女優の若月佑美(27)。彼女は乃木坂46の元メンバーであり、ファンにとっては予期せぬ嬉しい報告となった。グループを卒業してから約3年、女優やモデルとして活躍し、独自の地位を築きつつある。そこで今回は乃木坂46時代の彼女を紹介しつつ、今後の活躍を占ってみようと思う。
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若月は1994年6月27日生まれの静岡県出身。高校2年生だった2011年の夏に乃木坂46の1期生オーディションに応募し、合格。2ndシングルまではアンダーメンバーだったが、3rdシングル「走れ!Bicycle」(12年8月リリース)以降、22thシングル「帰り道は遠回りしたくなる」(18年11月リリース)まで20作連続で選抜入りを果たし、グループの主要メンバーとして活躍した。18年12月4日に日本武道館で開催された“卒業セレモニー”をもって乃木坂46を卒業している。
彼女のキャラクターは大きく分けると3つある。まずは“美術キャラ”だ。祖父が美術の教師をしていることもあり、もともと絵画が趣味だったというが、テレビ東京系「乃木坂って、どこ?」(「乃木坂工事中」の前身番組。以下、「乃木どこ」と略)での“乃木坂46 画王決定戦”でもベスト3に選ばれるなどその腕前は確か。ただ、本人的には人物像などの具象画より、抽象画のほうが得意らしく、デザインアートのレベルは趣味の範囲を遥かに超えている。12年から8年連続で二科展入選(主にデザイン部門)を果たすなど、その実績から、グループのオリジナルグッズのデザインを手がけた経験もある。
次は“生真面目キャラ”である。彼女自身はときに自分の真面目な性格に悩んでしまうことがあった。どれくらい真面目なのかというと、出演舞台のパンフレットで“無くなったら困るもの”を聞かれた際に、“水と酸素”と答えたことからお分かりいただけるだろう。「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では“若月佑美の脱マジメ化計画”が企画されたこともあった。このときにユーモア・スピーチ・コンサルタントから伝授されたのが“箸くん”ネタ(割り箸を使った宴会芸で、割り箸に向かって「箸くん、箸くん」と話しかけてから小噺を披露するもの)だった。だが、いざ披露すると変な空気になるというオチが待っていた。それでも箸くんはこの後もたびたび取り上げられ、彼女がおいしくいじられる定番ネタに。彼女の代名詞として定着したのであった(卒業セレモニーでは、山口百恵が引退コンサートでマイクを置いて去っていった名シーンさながら、箸を置いてステージを後にしている)。
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