上白石萌音の英語力は「外資系で働けるレベル」 専門家、同級生が明かす驚異の実力

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あえて拙い英語を話す練習

 その実力は撮影現場でも遺憾なく発揮されたという。

「第8話では、稔が川を眺めながら隣の安子に『Do you see that beautiful sunset?』と尋ね、これに安子が『Yes, I do. I see a beautiful sunset over the river.』と答えて夕日の美しさを語り合うシーンがあります。この時、上白石さんから『この時点で安子はriverのRを発音できるようにしましょうか』と相談されましてね。彼女は物語の進行具合に応じた“ラジオで英語を学ぶ日本人”を演じるために、その都度、敢えて拙い英語を話す練習をしていたんです」

 むしろ下手な英語が演技だったというワケだ。

「彼女の発音はいわゆるニュートラル。英語のオペラやミュージカルにはアメリカン、ブリティッシュといった違いのない、とても良い英語が多いんです。そういった音楽に慣れ親しんで育ったそうですから、その影響ではないでしょうか」

週刊新潮 2021年12月30日・2022年1月6日号掲載

ワイド特集「『人間研究』寅の巻」より

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