産地直送「おうちごはん」第8回 ふぐを使った高級だしでお手軽に贅沢三昧

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 産地直送の美味しい食材を、料理家・浜口恭子さんによるアレンジレシピでご紹介します。第8回は「ふぐ出汁」で作るパエリアです。

料理研究家・浜口さんの簡単ひと手間で美味しくなるレシピ「ふぐ出汁の和風パエリア」、「山芋とオクラのねばねばふぐの冷菜」

 上品で淡泊、高級感あふれ、ハレの日にぴったりのふぐ。今回ご紹介するのは、秋田県で水揚げされた、とらふぐ、まふぐ、ごまふぐ、しょうさいふぐの4種類の骨や身を野菜と煮込み、和と洋の味付けにした「だし」と「ジュレ」のセットです。

 秋田県はとらふぐの産卵地の北限として知られています。海水温が低く育つのに時間がかかるため、多くのえさを食べることで、うまみ成分が豊富だそう。

 ストレートだし「福」は炊き込みごはんやだし巻き卵にしてもよし。コンソメジュレ「FUKU」は、カルパッチョやサラダにかける調味料としてうってつけ。砕けばジュレのカクテルとしても重宝します。

 洋風ジュレを和の食材と組み合わせた「山芋とオクラのねばねばふぐの冷菜」は、上品で芳醇な一品。「ふぐ出汁の和風パエリア」は、ヘルシーであるものの、具沢山で栄養たっぷりです。

ふぐ出汁の和風パエリア
■材料(4人前)
ふぐ出汁 1袋
水 100cc
米 2合
玉ネギ 1/2個
ごぼう 15センチ

椎茸 4個
人参 3センチ
絹さや 少々
バター 10グラム
オリーブ油 大さじ1.5

【調味料】
酒…大さじ2
うすくち醤油…大さじ1
みりん…大さじ1
塩、コショウ、サフラン…各少々

1 玉ネギはみじん切り、人参、絹さやは千切り、椎茸は薄くスライス。フライパンにオリーブ油、玉ネギを入れ、塩を少々振り、中火で炒める。

2 玉ネギがしんなりしたら、生米とバターを入れ、米が透き通るまで炒める。

3 米が透き通ってきたら人参、ささがきにしたごぼうを加え軽く炒める。

4 ふぐ出汁と水、調味料とサフランを入れよく混ぜる。

5 4が沸騰したら弱火にして上にスライスした椎茸を散らし、蓋をして15分炊く。

6 15分したら蓋を開け、絹さやを散らし、また蓋をして火を止め6分蒸らせば完成。

山芋とオクラのねばねばふぐの冷菜
■材料(2人前)
ふぐのジュレ 100グラム
山芋 100グラム
オクラ 4本
醤油 小さじ2
飾り(トマト)

1 山芋はさいの目切り、オクラはスライスしサッと茹でる。オクラとふぐジュレ、醤油を入れよく混ぜる。

2 カップに入れた山芋に1をのせ、最後に飾りを散らす。

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北限のふぐ口福セット

価格5,400円
(税・送料込)

内容:北限のふぐストレートだし
「福」350グラム×2、
北限のふぐコンソメジュレ
「FUKU」350グラム×2
賞味期間:製造から
365日(常温)
原産地:秋田県
加工地:秋田県
7大アレルギー:なし

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料理研究家 浜口恭子さん
料理研究家、フードアナリスト、フードスタイリスト。多くの飲食店のメニュー開発やTV番組のフードスタイリストとして活躍する一方、専門学校のカフェビジネス科で教鞭を執る。

撮影 坂井瑞/フードスタイリング くろだかおる

週刊新潮 2021年8月5日号掲載

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