箱根駅伝「オツオリの衝撃」から33年…いわれなき中傷もあった「留学生ランナー列伝」

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 一昨年の第96回大会で史上初の一大会5人の留学生ランナーが出場した箱根駅伝。今年も東京国際大のイェゴン・ヴィンセントをはじめ、出場6校で7人がエントリーされ、ルール上、6人が出場可能なので(出場は1チーム1人)、一昨年、並びに昨年の最多記録更新はほぼ確実となった。今や箱根の風物詩にもなった留学生ランナーの歴史を振り返ってみたい【久保田龍雄/ライター】

 史上初の留学生ランナーは、第65回大会(1989年)でデビューした山梨学院大のジョセフ・オツオリとケネディ・イセナである。...

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