事件現場清掃人は見た 7年前に孤独死した「50代男性」を発見してタダ働きさせられた件
孤独死などで遺体が長時間放置された部屋は、死者の痕跡が残り悲惨な状態になる。それを原状回復させるのが、一般に特殊清掃人と呼ばれる人たちだ。長年、この仕事に従事し、昨年『事件現場清掃人 死と生を看取る者』(飛鳥新社)を出版した高江洲(たかえす)敦氏に、ゴミ屋敷の中で孤独死していた50代男性について聞いた。
高江洲氏はこれまで、ゴミ屋敷となった現場で想像を絶するものを発見してきた。今回ご紹介するのは、白骨化した遺体を見つけた話だ。
「知り合いのアパートの大家さんから依頼がありました。...