跋扈する「コピペ裁判官」たち “NHK受診料”の誤記もそのまま判決文に、のお粗末
「コピペ」。コピー&ペーストの略である。インターネットなどに出ている文章をそのままパソコンで「コピー」して取り込み、自分の文章に「貼り付け(ペースト)て」混ぜ込んでしまうことだ。著作権などに抵触しなければコピペ行為がすべて不正というわけではないが、こうした「手抜き」がばれるきっかけでよくあるのが、元の文章の間違いをそのままコピーしてしまうことだろう。なんと司法の場で遂にそれが暴露してしまった。(粟野仁雄/ジャーナリスト)
判決文でコピペが露呈したのは、2013年に安倍政権下で厚労省が生活保護費の給付額を平均6・5%、最大10%引き下げたことが「憲法25条(生存権)と生活保護法に違反する」と 訴えた集団訴訟だ。...